vaginitis
膣炎


One in five women develop it, it’s said.
女性の5人に1人が
発症するといわれています
強いかゆみ、おりものが増えるといった症状のある感染症で、膣カンジダなどがあります。膣カンジダは、カンジダと呼ばれる、人間がもともと持つ常在菌が増殖することで起こります。
性感染症とは異なり、性行為を行わなくても発症し、成人女性に発症するケースがほとんどです。
稀に幼児や抵抗力の低い高齢者に発症することもあります。人によっては何度も繰り返し再発することがあります。
膣炎の原因には、膣カンジダ以外のものもありますので、気になる症状がある場合は、早めの受診をお勧めします。
About Vaginitis
膣炎について
膣炎はこんな病気
膣炎とは、膣の粘膜に炎症が起こってしまうことです。
感染によるものと、非感染のものがあります。
感染性膣炎の原因として挙げられるものが細菌性膣炎、カンジダ膣炎、トリコモナス膣炎です。
- 細菌性膣炎
- 細菌性膣炎は、膣内に常在する乳酸桿菌の減少により、病原菌が増殖する状態を指します。この状態では、おりものが特徴的で、灰色で粘度が低く、生臭さや魚のような臭いが感じられます。
感染の頻度は非常に高く、主に性感染症を介して広がります。不特定多数の人と性的関係を持つ場合、感染リスクが増加します。正常なおりものは弱酸性でpH値は3.5から4.3ですが、細菌性膣炎にかかるとpH値が4.5を超えることが一般的です。 - カンジダ膣炎
- カンジダ膣炎は、カンジダ属の真菌による感染によって引き起こされます。
この疾患は真菌性膣炎の大部分を占めており、妊娠していない女性の約20%、妊婦の場合はさらに感染リスクが高まり、約40%が常在菌として存在しています。感染の要因には、広域抗生物質の使用、コルチコステロイドの投与、糖尿病、妊娠、通気性の悪い下着の着用、ミレーナなどの子宮内避妊具の使用が主に挙げられます。
主な症状としては、膣や外陰部のかゆみ、熱感、性交時の痛みなどがあり、おりものは粘稠でチーズ状の白色を呈することが多いです。
閉経後にはこの疾患が見られることはほとんどありません。 - トリコモナス膣炎
- トリコモナス膣炎は、トリコモナス鞭毛虫という原虫に感染することによって引き起こされます。
男性も感染することがありますが、症状が現れないことが多いため、無自覚のままセックスパートナーに感染を広げる可能性が高いです。
女性は男性よりも感染しやすく、無症状のケースから、魚のような生臭いおりものが見られることがあります。
おりものはしばしば黄緑色で、泡立つこともあります。性交時に痛みを伴い、排尿が困難になることもあります。
感染が確認された場合は、セックスパートナーと共に治療を行うことが重要です。
主な症状
- 風邪、疲労、ストレスなどによる免疫力の低下
- 妊娠、出産などによるホルモンバランスの変化
- 抗生物質の服用
- 補正下着、ストッキングなどのしめつけによる高温多湿化
治療方法
軽度なものの場合、自然治癒することもありますが、悪化や慢性化を招く場合があるので少しでも早く病院を受診することをおすすめしています。
- 抗真菌薬
- 飲み薬、クリームタイプの塗り薬、膣内に直接注入する膣錠タイプのものがあります。
- 膣内洗浄
- 早期治療に有効な方法のひとつとして膣内洗浄を行っています。
予防には普段のちょっとした意識も大切です
- 通気性のいい下着やゆったりした服の着用
- シャワー、入浴時に、デリケート部分を石鹸で過剰に洗わない
- 濡れた衣類はすぐに着替える
- タオルを共用しない
- おりものシートなどはこまめに交換する
